エッセイ

おぎぬまX(荻沼竜太)の経歴とは?元芸人でギャグ漫画家に転身。赤塚賞29年ぶり入選[激レアさん]

テレビ朝日のバラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』。2020年3月7日放送回のゲストは、ギャグ漫画家「おぎぬまX(本名:荻沼竜太)」です。

激レアさんでの「おぎぬまX」紹介

山籠り、断食などハチャメチャな修業をした結果、ギャグ漫画家の登竜門・赤塚賞で29年ぶりの入選者になっちゃった人

激レアさんMC オードリー若林、弘中綾香アナ(テレ朝 土曜夜10時10分〜)

ここでは、気になる「おぎぬまX」のプロフィールと経歴を中心にご紹介します。

この記事の目次

  1. 「おぎぬまX」のプロフィール ※本人確認済みの正しい情報
  2. 「おぎぬまX」の経歴まとめ、名前の由来も!
  3.  赤塚賞入選作「だるまさんがころんだ時空伝」で人生大逆転
  4. 「おぎぬまX」がこだわり続ける「四コマバトル」とは?
  5.  まとめ「おぎぬまX」の今後に期待(ジャンプで入選道連載中)

1.「おぎぬまX」のプロフィール

「おぎぬまX(おぎぬまえっくす)」は元ピン芸人のギャグ漫画家です。

さっそく「おぎぬまX」のプロフィールを見ていきましょう。

名前 おぎぬまX(本名:荻沼竜太)
生年月日 1988年1月26日(32歳)
出身地 東京都町田市出身
卒業校 和光大学表現学部
所属事務所 人力舎 ※退社済
受賞歴
  • 2019年12月 第91回赤塚賞入選「だるまさんがころんだ時空伝」
  • 2019年12月 第22回にいがた漫画大賞 【一般部門 コママンガの部】奨励賞「おぎぬまX 4コマワークス」
  • 2020年3月 ジャンプ小説新人賞2019【小説フリー部門】銀賞「地下芸人」

2019年12月に、なんと、29年ぶりの赤塚賞入選を果たします。

赤塚賞は、集英社が主催する少年向けギャグ漫画の新人募集企画で、ギャグ漫画の登竜門といわれる“かなり”由緒ある賞です。

華々しい受賞歴が並びますが、全てこの1年での受賞。20代は、何をやっても響かない、鳴かず飛ばずの時期だったようです。「おぎぬまX」は、苦労人と言っても過言ではないでしょう。

2.「おぎぬまX」の経歴まとめ、名前の由来も!

「おぎぬまX」の経歴をまとめました。名前の由来についても紹介しています。

「おぎぬまX」の経歴

「おぎぬまX」の経歴です。まさに、激レアさんです。

東京町田で生まれ、育つ! 中学時代から漫画家を目指す
1988年1月 東京町田で生まれ、中学時代から漫画家を目指すように

大学在学中にお笑い芸人を目指し、人力舎の芸人養成所に入学〜卒業
高校3年生〜大学時代まで、出版社へ漫画の持ち込みを続けるも門前払いだったため、ネタを自分自身で表現するべくお笑い芸人になる

26歳で芸人を辞め、再び漫画家を目指す。27歳にはサラリーマンに…
2014年1月 漫画賞受賞を目標に、再び漫画家を目指す。お金と社会常識を得るために、一度デザイン会社へ就職

四コマバトルの主催、山籠り・断食をしながら四コマ100本描く
相変わらず出版社から相手にされなかったので、独自の企画をやって自分の面白さを世間に示そうと奮闘

31歳 自我が崩壊しSNS断ちして漫画を描く→(半年後)赤塚賞入選!
なにもかもうまくいかず、無の境地で漫画を描く。半年後、目標をようやく達成する形で赤塚賞入選

★赤塚賞入選作品は「だるまさんがころんだ時空伝」

かんたんに、まとめると・・・

「おぎぬまX」は和光大学在学中から芸人活動を始め、卒業後2011年5月から2014年1月にかけてお笑い芸人として活動。人力舎退社後、2017年よりフリーの漫画家としての活動を開始。

そして、2019年12月、第91回赤塚賞入選(赤塚賞入選が出たのは29年ぶり、令和初)。受賞作品は「だるまさんがころんだ時空伝」・・・というわけです。

余談 「おぎぬまX」名前の由来

「おぎぬまXって芸名、変なの!」と思った方もなかにはいるでしょう。

「おぎぬまX」という名前は、芸人時代に編み出されたとのこと。本人曰く、おぎぬまXのXには、諸説あるそうです。

<有力な説>
芸人の養成所に入る前にコンビを組んで臨んだら、講師より入学早々「解散しろ!」と言われ、いきなりピン芸人になってしまう。ネタ見せのときに、1人ひとりホワイトボードに芸名を書かねばならなかったが、その時芸名はなかった。そこでとっさに本名の名字に一字くわえた「おぎぬまX」と書いたのだった。

「おぎぬまX」について「さらに興味が湧いてきた」「もっと知りたい」という方は、以下3つを確認するといいでしょう。色々な視点から「おぎぬまX」を知ることができます。

(1)「おぎぬまX」さん本人の自伝漫画(自虐的)

「おぎぬまX」本人が、漫画家を目指すまでの経緯について描いています。情けなさや惨めさが伝わり「うっ」となるものの、諸々の意味不明さについ笑ってしまう作品です。

(2)漫画家山本さほさんによるハートフルな紹介漫画(好意的)

「おぎぬまX」の人間性(腰が低くて、頑張り屋)について、愛情あふれる視点で描かれています。

(3)おぎぬまX Wikipediaページ

経歴や「おぎぬまX」という名前の由来が中心に書かれています。「おぎぬまX」本人にも内容に誤りがない旨を確認済みです。

※Wikipediaは、本記事執筆者の妹が作ったページです。

3.赤塚賞「だるまさんがころんだ時空伝」で人生大逆転

ピン芸人時代も漫画家転身後も、誰からも認められない不遇な時期が続いた「おぎぬまX」。

ですが腐らず、山籠り、断食などハチャメチャな修行を積みながら自己鍛錬を重ねていきました。

努力が功を奏したのか(?)、赤塚賞入選で人生大逆転! 貯金残高が尽きそうな中、「おぎぬまX」を救った作品が「だるまさんがころんだ時空伝」です。

2019年12月 第91回赤塚賞入選作「だるまさんがころんだ時空伝」

「だるまさんがころんだ時空伝」ってどんな話?(プチネタバレ)

主人公の田中(10歳)が親友の森田(10歳)と空き地で、だるまさんがころんだをしていたら時空を超えちゃう話。壮大です!

ギャグマンガ日和の増田こうすけ先生からは「まるで短編映画のよう」と評されていました。

▼「だるまさんがころんだ時空伝」はどこで読めるの?

赤塚賞29年ぶりの入選作「だるまさんがころんだ時空伝」が読めるのは、ジャンプSQ.2020年3月号(P295〜)。Kindleなど電子書籍でも読めるので、買いそびれてしまった方は要チェックです。

4.「おぎぬまX」がこだわる「四コマバトル」とは?

激レアさん「おぎぬまX」を語る上で、「四コマバトル」は欠かせません。『激レアさんを連れてきた。』でも、「おぎぬまX」は、野生爆弾くっきーと「四コマバトル」をしていましたね(「おぎぬまX」が圧勝!)。

「おぎぬまX」はこの数年、世間から見向きもされなかった時期に、「4BT(四コマバトルトーナメント)」という独自企画をしていました。リアルな場で四コマを描く→Twitter上の投票で勝敗を決める・・ということを繰り返していたのです。

そんな「おぎぬまX」は自身のことを、常日頃より「四コマ士」と自称します。

「四コマ士」って何?

「四コマ士」とは、4BT(四コマバトルトーナメント)に出場する選手の呼称。武士や闘士のイメージで、一芸に秀でたという意味を持つ4コマ師でなく「4コマ士」である。

・・・よく、わかりませんね!

5.まとめ「おぎぬまX」はジャンプで入選道連載中

「おぎぬまX」のプロフィール、経歴、入選作品について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。知れば知るほど、よくわからないというのが正直なところかと思います。

そんな「おぎぬまX」先生は、いまジャンプで賞(赤塚賞や手塚賞)に入選するコツを綴る「おぎぬまX入選道」を連載中です。ジャンプは290円と安いので、ぜひ毎号買ってアンケートハガキに答え、「おぎぬまX」先生を応援してくださいね! おぎぬまXプロ、永遠にファイト!!!!

※載ってない号もあるのでお気をつけください

▼そんな「おぎぬまX」を見るなら!

見逃し配信TVer「激レアさんを連れてきた。」2020年3月7日放送分
※配信は期間限定です。

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