寄稿

ひらたくん(平田俊之)がハマったもの。好きなことしかしない性格は病気な気がする│月刊ひらたくん5月号[寄稿]

どうも、外出自粛期間で散髪ができないのでいっそ坊主にでもしてやろうか考え中のひらたくん(平田俊之)です。

第2回目のテーマは「今までの人生でハマったもの」です。

冷静に考えたくはないですがもう30年も生きているので、ハマったものはいくつかあります。

ちなみに前回は、自身のプロフィールや過去・現在について書かせていただました。まだご覧になってない方は、ぜひそちらも見ていただけるとより一層今回の記事も楽しめるはずです。
ひらたくん(平田俊之)の今。フリーランスでこんな仕事をしています│月刊ひらたくん4月号[寄稿]

この記事の目次

  • 今回のテーマは「今までの人生でハマったもの」
  • 1.バスケットボール きっかけは『SLAM DUMK』
  • 2.深夜ラジオ 『知ってる?24時』に出会う
  • 3.ゲーム 社会人になってからより深くハマる
  • まとめ

今回のテーマは「今までの人生でハマったもの」

さて、第2回目となる『月刊ひらたくん5月号』。今回のテーマは「今までの人生でハマったもの」です。

冷静に考えたくはないですがもう30年も生きているので、ハマったものはいくつかあります。

自分ではまったく思ったことはないですが、振り返るとそのハマったものを実際に行動に移さないと気が済まない性格らしく、そのせいでめんどうな人生を歩んできているので、その辺も含め紹介していきたいと思います。

1.バスケットボール

 きっかけは『SLAM DUMK』

「ハマったって言うからもっとコアなもんくると思ったらめちゃくちゃ普通じゃねぇか」と読者の声が聞こえてきそうなテーマです。

きっかけは『SLAM DUMK』を読んだから

きっかけは『SLAM DUMK』を読んだからという、日本で一番多いバスケを始めるきっかけ。ただこんなきっかけでも、どっぷりとハマるもんなんです。

まず中学1年生の時に、当然バスケ部に入ります。

たぶん普通に部活入ってバスケやるくらいならそこまでハマっていくことはなかったんですが、この時期に家にノートパソコンが来日したことでバスケ沼、いや正確にはNBA沼に入ることになります。

中学時代 バスケ沼およびNBA沼にはまる

家にネットが開通し、まず最初に調べたのは「エロ」でもなく「ゲーム」でもなく「バスケ」というくらいにハマってた僕は「NBA.com」にたどり着きます。そこでデイリーハイライトやスーパープレイが載ってるTOP10ハイライトなどをこれでもかと言うほど漁りました。

ちなみに今ではYouTubeチャンネルでこの手の動画は手軽に見れますが、当時はアメリカの公式サイト上に載ってるものか、もしくはNHKでたまにやるNBAの試合の番組終了間際に、これまたたま~に流れるハイライトくらいしかなかったので非常に貴重でした。

2006年に日本で開催された日本選手権を観に行った時のガラケーの写真。ずっと貯めてたお年玉でチケット代1万6000円(多分)を支払いました。

さらにここから、どうしてもリアルタイムで試合を見たくてその方法を模索しますが、「スカパーに加入してNBA LEAGUE PASSを契約」か「WOWOWに加入」という、およそ中学生が解決できる問題ではありませんでした。

ただこれでもまだ諦められない当時の僕は、中学の学習範囲を超越した英語のウェブページを、英和辞典片手に探索した結果、「テキストでのリアルタイム速報」に辿りつきました。当時の僕にとってはこれが本当に最高でした。

英語のテキストで表示されるプレイ内容を、辞書を使って翻訳しながら、頭の中でそのプレイを想像してリアルタイムで観戦してる気持ちになるという、とてもカロリーの高い方法でしたが、「最速で試合内容を知ることができる」という喜びでまったく苦ではなかったです。

バスケに夢中だった学生時代のひらたくん↓ 眉毛ほっそ。

高校はバスケが強いとこに行ってみたい

このようにどっぷりバスケ沼およびNBA沼にはまった僕は、進学にもバスケが関わってきます。中学は弱小チームでしたが、高校はバスケが強いとこに行ってみたい。こんな憧れを抱くも、別に特段バスケがうまいわけじゃないので、強豪校から誘いもないし、仮に行っても試合に出れない可能性がある。私立はお金がかかるから親に迷惑もかけたくない。

でもやっぱり強いとこに行ってみたい。

そこで思いついたのは、「公立校で準強豪くらい強さで、試合にも出れてかつ学力的に行けそうな学校」という、15歳にしてはとてもズル賢いチョイス。高校の進学をこんな選択で決めるほどにバスケに夢中でした(むちゃくちゃ現実的な選択だけどね笑)。といった具合に、まぁまぁ人生に関わる決断の場面でバスケが影響を及ぼしてることから、ハマったといってもいいんじゃないでしょうか。



2. 深夜ラジオ

 『知ってる?24時』に出会う

続いてハマったものは深夜ラジオでした。最近なにかと話題の深夜ラジオでございますが・・・これは僕の人生を大きく変えたものです。

中学3年生の頃 受験期に『知ってる?24時』に出会う

きっかけは中学3年生の頃。受験期に入り、机に向かって勉強する時間が増えた際に、なんとな~く「ラジオでも聴いてみるか」と思いラジカセをつけて勉強をしてました。

最初はBGM感覚でFMをつけてたんですが、どうもアンテナの調子が悪くノイズだらけで全然聴けず、AMに切り替えたのが始まりでした。そこで出会ったのが、当時ニッポン放送で深夜0時に放送されていた、くりぃむしちゅーの上田さんがMCの『知ってる?24時』という番組。

色んなコーナーも面白かったんですが、中でもリスナーから送られてくる、ただのいちゃもんレベルのお便りに上田さんがキレながらツッコむというのが、当時の自分にはたまらなく面白く、テレビで放送されているどんなバラエティより笑いながら聴いてました。

幅広く聴くように リアルタイムで聴いたり録音して聴いたり

これをきっかけに、オールナイトニッポンやTBSラジオの『JUNK』など幅広く聴くようになっていきます。ただこの2番組は同じ時間に放送されているため、どちらかを捨てなきゃいけないという悩み・・・はありませんでした。

片方は家にあった小さなラジオでリアルタイムで聴き、もう片方はCD/MDコンポで録音して、翌日通学しながらMDプレイヤーで聴いてました。どんだけ聞き逃したくなかったんだよ。

当時使ってた小っちゃいラジオは、今は母が桑田佳祐さんのラジオを聴くために使ってます。

当時の録音したMDは、再生するデバイスがないから聴けないけど捨てたくないから持っています。一番のお気に入りは『雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!』のなかやまきんにくんさんがゲストの回です。

しかも当時部活の朝練で毎朝5時半には起床。つまり睡眠時間は2時間半でした。これが僕の身長が低い理由ですね。そういうことにさせてください。

ラジオにどっぷりはまり、お笑い芸人になる

ただここまでハマった深夜ラジオでしたが、番組に何かを投稿したりするような、いわゆるハガキ職人のようなことは一切しませんでした。当時の自分ならやりそうなもんなのですが、今になって考えてみると、多分ラジオのパーソナリティーになりたい欲求の方が強かったのかなぁって思います。

自分だったらこんなコーナーやりたいな、どうすればラジオ番組やれるのかな、アナウンサーでも番組持ってる人いるんだな、とかばっかり考えてた気がします。このラジオにどっぷりはまり、ここからお笑い芸人になるという、道を踏み外す道を歩んでいくことになります。

なんでこうも憧れのままでいられないんでしょうかね。自分の人生が行き当たりばったり過ぎて振り返ると恐ろしくなってくる。

3.ゲーム

 社会人になってからより深くハマる

最後はゲーム。これは特に最近ハマってるものです。

社会人になってからより深くハマった

小さい頃からゲーム自体やってはいたんですが、上記2つにハマっていた時期はまったく手をやっておらず、社会人になってからより深くハマったものですね。これのきっかけは・・・ちゃんと働き出してお金をもらうようになったからですかね(笑)。

そもそも趣味もそんなになかった、というより芸人になったんで趣味だったものが仕事になったからなくなったってのが正しいですね。ただこれに関してはやるのもそうなんですが、観る方がハマってます。

格闘ゲームの世界大会を観てeスポーツに大ハマり

いわゆるeスポーツ(esports)ってやつですね。ゲームにハマり始めて『Tokyo Game Show』に行った際、そこで開催されていた格闘ゲームの世界大会を観て大ハマりしました。

そこから有名選手を片っ端から調べたり、その人たちと対戦するためにゲーム内のランクをあげたり(実際にその世界大会の決勝で観た「ときど」というプロ選手と先日マッチングし対戦できました)、ゲームの配信を見始めたりと、現在進行形でどっぷり沼につかってます。

会社の新規事業としてeスポーツのメディアを立ち上げる

そしてまたまたこのハマったことがきっかけで、当時会社員だった僕は、会社の新規事業としてeスポーツのメディアを立ち上げました。もうこういう自分の好きなことしかしない性格は病気な気がする。早く大人になりたい。

まとめ

これらが人生でハマってきたものです。大した共通点は・・・なさそうですね(笑)。

ただハマったものに対する行動はめちゃくちゃ共通点がある、というのをこの記事を書きながらすごい感じました。

自分のことだけど。これでもまだ自分的にはハマったものの触り程度ですが、あまりに深すぎてもついてこれなくなる人が多くなると思うのでそれはまた別の機会に。

ご覧いただきありがとうございました!

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僕は「帰省」がうらやましい│月刊ひらたくん6月号[寄稿]