エッセイ

なりふり構わず稼げないから「節約」をはじめてみたよ[現状報告]

どうも、プラ子です。自分がなりふり構わず稼げる人間ではないことがわかったため、最近になって「節約」をはじめてみました。

ここでは、「節約」をはじめた経緯や、どんな「節約」をしているのかを書いていきます

執筆者:プラ子。1992年生まれ。IT企業に勤めながら、エッセイ漫画を描くひと。

記事の目次

  1. 「節約」をはじめた経緯 収入はうなぎ登りにならない
  2. 自分がなりふり構わず稼げる人間ではなかった
  3. どんな「節約」をしているのか
  4. 今後について

「節約」をはじめた経緯 収入はうなぎ登りにならない

2016年春、新卒入社で働きはじめたときには「仕事をしながら、副業で月5万稼ごう」と考えていました。漫画を描いたり、アフィリエイト記事(SEO記事)を書いたりして、微々たる金額を稼いでいました。

ところがどっこい、そう上手くいきませんでした。そして、2019年、ついに「(このままでは)収入はうなぎ登りに上がらない!」と気づきました。

※「収入はうなぎ登りに上がらない!」なんて当たり前かもしれませんが、わたしは両親ともにフリーランス(ライターと編集者)だったため、サラリーマンのことが全然わかってなかったのです。

▼上手くいかなかった理由
  • 漫画は描くのに時間がかかるうえに、実績がないからギャラが安かった。それに対し「なんのその!」と描き続けることをしなかった
  • アフィリエイト記事はSEO上位を獲得できており、注文件数も出ていたが、主にホテル予約案件だったため、報酬率が低かった。それに対し、報酬率が高い案件(美容・転職案件など)に切り替えることをしなかった

やるべきことはシンプルだったのですが、腰が重くできなかった…というところです。

▼2020年に方向転換

2020年には方向転換。「副業で月5万稼ごう」という目標を一旦置いておいて、本業に集中することにしました。
※詳細「天プラ姉妹の2020年振り返り│果たして一発当てられたのか!?[対談]

本業の目標達成にこだわった結果、ボーナスがプラス40万くらいになりました(年間)。

それでも、元々掲げていた「月5万=年間60万」に届きません。それもそのはず、自分がなりふり構わず稼ぐために動けていたかというと、全然できていませんでした。

自分がなりふり構わず稼げる人間ではなかった

本業や副業でもっと収入をあげるとすれば、できることは以下です。

▼本業で収入をあげるには
  • (平社員のままなら)会社の利益に貢献する←金になるような動きをするということ
  • 志願して役職つきになる←主任、リーダーなど
  • 思い切って転職する

「会社の利益に貢献する」ような動きは、2020年に心がけました。数字を積むのは好きなので苦ではないです。

となると、残りは2つのどちらか。

  • 志願して役職つきになる←主任、リーダーなど
  • 思い切って転職する

    「志願して役職つきになる←主任、リーダーなど」について

    「役職つきになって人をまとめたい」というモチベーションが、現状ないのです。経験としては「しておくべき」。しておけば、市場価値が上がって「転職時に有利になる」とは思うのですが…。

    自分以外のメンバーが全員年下で、全部教えないとにっちもさっちもいかないという、極限の状態だったら、「ええい!」と勢いでやろうと思うかもしれません。そのレベルです。

    「思い切って転職する」について

    過去、転職をしようと思ったことは、ぶっちゃけ何度もあります。サラリーマンですから!

    「人間関係」「上への不満」「やりたくない仕事」「給料」あげればキリがありませんが、いまはたまたま働きやすいので(感謝)、考えていません。

    あと転職サイトに登録して、求人情報を常日頃チェックしてればわかりますが、完璧な会社・仕事なんてないですね。

    ▼副業で収入をあげるには
    • まずは数をこなして、実績をつくる
    • 実績をつくったら、単価交渉をして、ギャラを上げる

    「まずは数をこなして、実績をつくる」について

    本業で発注担当もしているので、発注側の気持ちがわかるのですが、「できるかできないか分からない人に依頼すること」はまずありません。実績は必ず見ます。なので、副業で、企業案件が欲しい場合には、まず「実績づくり」をする必要があります。

    「実績づくり」=「こういう仕事をしてきたので、こういうことならできます」ということを、記事やポートフォリオにまとめるということですね。

    「実績づくり」をするには、どうすればいいのか。王道なのは、クラウドソーシング(クラウドワークスなど)で、安い単価の仕事をたくさん受けること。記事執筆の依頼はたくさんありますし、最近ではYouTube動画用カラーイラスト発注案件も多くあります。

    クラウドソーシングで依頼はいくつかいただいたのですが(転職系記事、YouTube動画用イラストの執筆)……………全然やる気が湧きませんでした

    知り合いでガッポリ稼いだ人 3パターン

    知り合いでガッポリ稼いだ人がいるので、どういうことをすれば稼げるのかは、頭ではわかっています。

    知り合いでガッポリ稼いだ人 3パターン

    規模の小さいものから、書きます。

    1. アフィリエイト記事
    2. マンション売買
    3. ビットコインで大儲け

    アフィリエイト記事について

    「おせち専用記事」をつくって、年末に広告を枠を買って露出し、成果報酬を得る…という方法ですね。広告枠を買うので、初期費用がかかります。

    マンション売買について

    マンションを買ったものの、離婚したため売ったそう。買ったのは、中国の富裕層で「このインテリアは本当にセンスがいい」と喜んでいたそうです。でも、「インテリアは全てニトリだよー」と言っていました(この知り合いはデザイナーなので、組み合わせのセンスがよかったんだと思います)。

    ビットコインで大儲けについて

    ビットコインで大当たりし、仕事を辞めていました。

    →「大なり小なりリスクを取らないと、短期的にガッポリ稼ぐのは難しいのだな」と思いました。本気を出せばどれもマネすることはできます。でも、リスクは取りたくないよ〜。

    どんな「節約」をしているのか

    稼ぐことの厳しさを知ったとともに、自分がなりふり構わず稼げる人間ではないことがわかったため、最近になって「節約」をはじめてみました。

    最近とは、2020年4月新型コロナ緊急事態宣言以降を指します。

    「リーマンショックの再来」というか、「これから厳しい時代がやってくるのだな…いままでと同じ振る舞いだと、老後厳しくなるかも…」と将来不安を感じたのも理由のひとつです。

    元々「節約」が嫌いだった

    どうして、2016年4月の就職時から「稼ごう」と思っていたかというと、「節約」が嫌いなことの裏返しからでした。

    「節約」は嫌いでも、お金は欲しいし貯めたい…なら稼ぐしかない…という思考回路です。「節約=我慢」という強いイメージがありました。

    ですが!背に腹は変えられないので、抵抗のあった「節約」をはじめてみました。

    どんな「節約」をしているのか

    ここまで記事をダラダラ書いておいて気が引けるのですが、画期的なことはしておらず、できる範囲でできることをしています。

    やっている節約
    1. 毎月の通信費(スマホ代)
    2. 季節ごとのクリーニング代
    3. クレジットカードの一本化
    4. 食費
    5. 洋服、本代
    6. 不用品は売る、人からお古をもらう
    7. ダイソーの活用

    毎月の通信費(スマホ代)について

    元々iPhoneを使っており、月のスマホ代が10,000円程度だったのを、楽天モバイルに切り替え7,000円になりました。

    格安SIMなのになぜ7,000円も払っていたかというと、全然Wi-Fiに繋がず動画を見まくってたからです(馬鹿)。小まめにWi-Fiにつなぎプランを変え、最近では月のスマホ代が3,800円に。ようやく人並みです。【年間約3万5,000円節約】

    季節ごとのクリーニング代について

    おしゃれ着はとりあえずクリーニングに出していました。たとえばマフラー。冬ごとに3本くらい使い、クリーニング代は1本500円以上でした。コートは1着2,000円弱。

    だいたい季節ごとに5,000円程度クリーニング代を支払っていたのですが、ふと、「家で洗えないのかな」と思い、エマールで手洗いして脱水をかけたら全然大丈夫でした。なので、わたしのものは、家で手洗いすることにしました(夫はクリーニングに出したいそうなので継続)。【年間約1万5,000円節約】

    クレジットカードの一本化について

    楽天カードとエポスカードをなんとなく二本使いしてたのですが(エポスは空港のラウンジを使いたくてつくった)、コロナ禍で旅行に行かなくなったので、楽天カードのみを使うことに。

    ネットショッピングも外での買い物も基本クレカ支払いなので、楽天ポイントがすごい勢いで貯まるようになりました。【年間いくら節約なのか不明】

    食費について

    2020年10月から食材宅配「パルシステム」を使うようになりました。

    食費自体は西友ネットスーパーを使っていたときより上がったのですが、Twitterでの友だち紹介クーポン配布がうまくいき、月々の支払いから4,000円程度値引きされるように(西友ネットを使ってたときとトントンになりました)。【年間約4万4,800円値引き】

    記事「【お役立ち】パルシステム友だち紹介│4,000円クーポン[紹介コード:SKCRtxJR]

    洋服、本代について

    「洋服は基本ユニクロなので、そこまで服代にかけてない」と思いきや、会計時に「2万円です」と言われることもありました…。←無意識にお金を使うタイプ!?

    メルカリで未使用品がたくさん売られているので、600円〜900円の範囲で中古を買うようにしました。下着や靴下は、新品を買っています。【年間約3万円節約】

    不用品は売る、人からお古をもらうについて

    着なくなった服、使わなくなったバッグについて、元々ブランド品は売っていたのですが、ブランド品でなくてもモードオフでなら売れることが分かり(就活バッグ、靴、ワイシャツ、雑誌の付録など)売るようにしました。【年間約6,000円ゲット】

    あとはバスタオルなど逐一買っていたのですが、わたしと夫の実家にけっこう眠っていることが発覚。買わなくても済むものについては、人からもらうことにしました。【年間約5,000円節約】←アテにしてはダメだけど!

    ダイソーの活用について

    フェイスパックなどの消耗品について、メーカーにこだわりがなかったものの、いつもフィーリングで買っていました。ダイソーの商品を試しに使ってみたら遜色なかったため、切り替えることに。【年間約1万2,000円節約】

    年間15万程度を節約

    ざっと年間15万くらいの節約となりました。「すげ〜」とはならない金額ですが、いざ稼ごうとなると、そこそこ大変な金額です。負担にならない程度で継続したいと思います。

    一般的な節約 固定費の削減

    ちなみに一般的にいわれている節約は以下ですね。

    • 住居費
    • 水道光熱費
    • 通信費
    • 保険料
    • 定期購入・定期支払 など

    今後について

    お金に関する知識に乏しいので、勉強をしたうえで、節税対策にも励みたいと思っています。

    ただ、「節約」ばかりしていても先細りしてしまうので、「稼ぐ」ことへの意欲を取り戻したい気持ちもあります。どうすればいいんだろ、ウェルカム ナイス アイディア!